パリのパン工房を見学する現地ツアーに参加

日本人がお米を食べるようにフランス人は毎日バゲットを食べます。

日本ではお米の種類でお米を選びますが、
フランス人がパンを買う時はパン屋さんで選びます。
人気店は常に行列が耐えません。

パリで初めて焼きたてのバゲットやクロワッサンを食べた時は美味しい!って感動したけど、
行く回数が増えるに連れそれに求める期待値と味に対する要求はどんどん上がってます。

ただ食べるだけじゃなく、パリのパン屋さんの事も知りたい!
と思っていた所に、素敵なツアーを発見!

「パン工房を見学する現地ツアー」に参加してきました♪

このツアーは20ユーロでお土産のバゲットや試食が付きます^^

ツアーは9時からスタート。
見学する店舗は由緒正しきといった感じの商店街にあります。
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私達に加えて旅行会社の見学の方3名でした。
案内人はパン屋の人かと思ったら日本語ぺらぺらのパリジェンヌでした。

まず基本から。
フランスでブーランジェリーを名乗るには、
店内で焼いていなければならないそうです。
PAULなどは工場で焼いてからお店に運んでいるので、
ブーランジェリーとは呼ばないそうです。
パリで何度かPAUL食べてますが、あんまり感動ないんだよねーっと思っていたのでちょっと納得です。
もしかするとPAULって〇マザキパンとかみたいな感じ?

説明は陳列している商品についてから。
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砂糖が入った甘いパンはヴィノワズリーと呼ぶそうで、
これはウィーン風のパンのことでマリー・アントワネットがウィーンから持ち込んだクロワッサンやブリオッシュなどを含む砂糖が入った甘いパンのことを言うそうです。

フランスのパンは、小麦粉、水、塩、イーストを基本としたシンプルなパンで、砂糖は入りません。
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次にクロワッサンづくりの説明と巻く所を体験。
カットして断面を見せてくれました。
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私達はガイドさんを介さないとコミュニケーションがとれませんが、
旅行会社の方は気になった事をどんどん自分で仏語で質問されてました。
仏語出来れば色んなお話が聞けてさらに楽しめそうです。

次はお菓子作りコーナー。

ここでは最近パリに出来た一番最初のエクレア専門店として有名な、
ラトリエドエクリエールのエクレアをレシピに基づいて作っているそうです。

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次の日に買って食べてみたのですが、
人生食べた中で一番美味しいと思いました^^

最後はバゲットの説明。
左側の写真はバゲットの生地をオートで軽量してカットしてくれる機械。

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ここの天然酵母はりんご、ぶどう、オレンジなどが入って作られているそうです。
天然酵母は発酵に時間がかかります。
イーストを使うと3時間程度ですが、酵母だと1日かかるので、
現在仕込みをしているのは明日焼く用なのだそうです。

そしてバゲットにクープを入れる体験。
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私がいれたクープの入ったバゲットも商品になりました。

思ったより自動化されていて、機械で計量して機械でこねて、
麻の布の間にバゲットをセットして、クープを入れていく所などが人手を介していました。

1日1千本以上だったりするので、手でやっていては間に合わあいそうです。
なので実態はだいぶオートメーション化されているようでした。

お店は3交替制で人が働いているそうです。
夜中の1時にスタートしてそろそろ本日の仕事が終わりという人もいました。

最後はお店の商品を試食。
ピスタチオのマフィンがクリーミーな味と贅沢な感じの甘さで凄く美味しかった。

お土産にバゲット1本とチョコクロワッサンを頂きました。

売れ残ったパンをジプシーなどに渡すのは法で禁止されているので、
あまりはスタッフが持ち帰ったりチャリティーに寄付したりするそうです。

このパン屋のある通りが地元商店街の中にあり、
この辺りは住民のレベルが高く(普通な感じでグッチの靴とかはいてます)、
のんびり買い物を楽しむマダムも多く、終わった後もテンション上がりっぱなしでした。

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パリに何度か訪れてそろそろ違う事を体験してみたいという方にお勧めのツアーです★★★

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2013年管理人訪問時のブログ