フランス、パリで買い物、免税(Detaxe)手続きの方法

フランスの市場価格は税込み価格となっており、約20%もの税金がついています。
旅行者は決められたルールに従えば、13~18.6%の付加価値税(VAT)が免除されます。

免税(Detaxe)とは?

Euro Housing Market

購入した品物をフランス国外へ持ち出すことが条件で、国内では消費しないという事で、
その国の消費税など本来納税義務がある税が免除されるという仕組みです。

商品は未使用のままEU(欧州連合)に圏外に持ち出すことが条件となっており、
例えばフランス、ドイツと2か国周遊される場合は、最後にEU圏を出る時にまとめて処理
を行います。


免税の範囲は、携帯品あるいは別送品、個人的に使用すると認められるものに限り、
タバコやワインなどはあらかじめ免税とされるカートン数や本数が決まっています。

その他、日本帰国時に総額20万円を超えていれば申告・手続きする必要があり、関税がかかってきます。

店舗での免税手続きの基本条件

  • 店舗が免税の手続きをしているかどうか
  • 一店舗での同日の買い物合計金額が175.01ユーロ以上
  • 飲食代金以外

手続きの期限

3カ月以内

免税手続きを行ってくれる店舗は「TAX FREE(タックス フリー)」等と書かれたステッカーが貼られています、
ない場合は直接尋ねたら教えてもらえます。

個人的な意見ですが、100ユーロ以上の商品を多く取り扱うようなお店では、作成してくれる事が多いです。
お金を支払う前に、免税書類が作れるかどうか尋ねてから購入すると、「もちろん!」と大切なお客様を逃さない為に快く対応してくれました。

ボンマルシェ、プランタン高島屋、ギャラリーラファイエットなどの大型店舗では、
店舗内のレシートの合算が可能で、それで書類を作成してもらう事が可能です。

日本人スタッフを置いているような観光客が多いお店であれば、免税の書類もさらさらと書いてくれます。

書類を作成してくれる場所

【一般のお店】商品を購入した店舗で免税書類を作成
【デパート】サービスカウンターにて免税書類を作成。各店舗のレシートが必要です。
【免税店】免税店はすでに免税された金額で購入が可能、免税の手続きは不要となります。購入時にパスポートの提示が必要です。

店舗での免税書類作成のお願い方法

買い物をしたら、「Detaxe,s’il vous plait.(デタックス スィル ヴ プレ)」とお願いします。

パスポートを提示して必要事項を記入してもらいます。
※)免税書類をつくるにはパスポートが必要です。
(コピーでも可、現本じゃなきゃダメというところもありますが、大抵はコピーがあれば作成してもらえます)

「現金(空港)」「クレジットカード」「銀行」「小切手」と払い戻し方法を選択する事が出来ますが、
クレジットカード口座に振り込むのが楽なのでおすすめです(現地の日本人スタッフがいる店舗でもそう言って進めます)。

署名欄にはパスポートに書いてあるものを署名します(漢字の人は漢字で)。

書類の確認は必ず

書き漏れがあるともちろん税金は返金されません!

  • 品物の金額が書かれているかどうか
  • 受け取る金額が書かれているかどうか
  • お店のスタンプが入っているかどうか
  • お店のサインが書かれているかどうか
  • 購入した金額、品物が正しいかどうか

空港の免税(Detaxe)カウンタ―での手続き


免税カウンターへ行き、 税関で免税書類にスタンプを貰います。

  • 航空券
  • パスポート
  • 店舗で作成したもらった免税書類
  • 袋に入ったフランスで購入した未使用の商品

を見せます(購入した商品はまあ殆ど見られませんが)。

ポストへ投函


La Poste / portmanteaus

免税カウンターで検印をしてもらったら、封筒にそれを入れて封をして付近にあるポストへ投函します。
フランスのポストは日本とは違い黄色です)

通常4週間~5週間後に指定したクレジットカードに払い戻しされます。

現金返金の場合は、そこからさらに返金用の窓口にいって手続きしなければならないので、その辺りは現金帰しの面倒さだと思います(^_^;)

[P R]

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