パリでバスに乗る方法

私がパリで地下鉄よりも頻繁に使うのがバスです。
パリ市内を網の目のように走っており、メトロのように階段がないので登り降りの大変さもなくのんびりと車窓を楽しむ事が出来ます。


パリには様々なバス路線が走っていますので、
だいたいの方角と地名がわかればそこの近くまで乗る事も可能ですし、
1駅先まで歩くのが少し大変な時にも方向があうバスに乗り込んで1駅乗って降りるのもおすすめです。
bus RATP accessible handicapé (PARIS,FR75)
bus RATP accessible handicapé (PARIS,FR75) / jean-louis zimmermann

少し大きめのバス停には必ずこのように路線図が表示されています。
屋根がついて待合室のようになっている所や、標識だけのバス停があります。

ligne de bus 69 (PARIS,FR75)
ligne de bus 69 (PARIS,FR75) / jean-louis zimmermann

signalétique (PARIS,FR75)
signalétique (PARIS,FR75) / jean-louis zimmermann

バス亭の上には何番線が止るのかわかりやすく表示されています。
signalétique (PARIS,FR75)
signalétique (PARIS,FR75) / jean-louis zimmermann

次のバスが来るまでに何分という表示もあります。
busstop

乗りたいバスがきたら手をあげてバスをとめます。
扉は自動で開く場合と開かない場合があります。
開かないタイプのバスの場合は扉のすぐ脇に押しボタンがあるのでそれを押して開けます。

バスに乗ると入口近くにこのような機械があります、カルネなどの切符を入れて刻印処理をします。

チケットを持っていない場合はバスの運転手から購入する事も出来ます。
その場合は小銭を用意しておいた方がいいでしょう。

入れる場所は写真の赤丸でしるした部分です。
メトロ同様に切符が吸い込まれる機械ではないので「ジジジ」と何かが処理された後切符が出てきます。
乗り放題のチケットであればまたそれを継続して利用しますし、1時間半以内であれば他のバスへ乗換をする事も可能です(その際も刻印をお忘れなく)。
bus_in2

私が頻繁に利用している1週間定期の場合はこちらの機械(写真下の紫の部分)にかざします。
「シャリーン」と音がすればOKです。

また、降りる時は日本と同様に赤色の停止ボタンがありますのでそれを押します。

その後、日本のバスですとその停留所で自動的に扉が開きますが、パリの場合は写真上にある扉開閉のボタンがありますので、そのボタンを押して自分で扉をあけます。
bus_in1

バス乗車の最初の1回目はドキドキしますよね。
人が多いバス停から乗り込んで、パリジェンヌの行動を観察すればすぐにわかると思います( ・∀・ )ゞ

自分が滞在しているホテルやアパルトマン付近にバス停がある場合は是非その行き先や経由地をチェックしてみてください。
1本で思いのほか行きたい所にスムーズに行ける事がわかりメトロより使いやすい場合も多々あります。

私がパリへ旅行に行く際には、パリのメトロやバスが乗り放題になる「週間定期パス・ナヴィゴ・デクーヴェルト」を購入(チャージ)するので、とても気軽にバスに乗ったり下りたりしています。
週間定期を買うほどの滞在日数ではない場合は、旅行者向けのパリ ヴィジットカードや、モビリスという1日乗車券もあります。
バスは地下鉄と違って車窓を楽しめますのでより旅気分が上がりますし、
メトロ内に潜むプロのスリの恐怖に怯えながら地下鉄を利用するよりは、
比較的明るくてスリに狙われにくいバスがオススメだったりもします( ´艸`)

パリの交通機関(タクシーの乗り方、メトロの乗り方、etc)