1週間滞在するなら、週間定期パス・ナヴィゴ・デクーヴェルトがオススメ

ナヴィゴ(ナビゴ) navigoとは、利用期間が、月曜~日曜の1週間と設定されたIC付カードパスのことをさし、 バス、メトロ、トラム(路面電車)のイルドフランス地域(パリとその近郊)で利用出来る定期券です。(2009年2月に廃止された「カルトオランジュ」と呼ばれていた磁器切符タイプの定期の世代交代版)


Decapping the Navigo / Travis Goodspeed

使い方は、改札機にかざして使うJRのスイカ(Suica)のようなカードですが、 チャージをして利用の都度引き落とされるわけではありません。
利用期間が、月曜~日曜の1週間と設定されており、短期間の定期の様なイメージです。
また、カードのチャージは、利用する前の週の金曜日からその週の水曜日までと決まってます。
(滞在期間が土~月曜などで中途半端になる場合は、 凱旋門やオペラ座の入場割引が適用されるヴィジット・カードもお勧めです。)

利用出来る機関、パスの種類は2種類

  1. 地下鉄(Metro)
  2. バス
  3. トラム(. 路面電車、市街電車)
  4. RER((エール・ウ・エール)は、Reseau express regionalの略語であり、日本語では「地域急行鉄道網」)

ナヴィゴ(ナビゴ) navigoの種類は2種類

  1. le passe Navigo(ナヴィゴ)・・・イル・ド・フランス内居住者用
  2. le passe Navigo Decouverte(ナヴィゴ ディークベルト)・・・非居住者用

1)のNavigo の場合は申込用紙と写真を郵送してカードが発行されるまでに3週間ほどかかりますが、
2)ナヴィゴ デクーヴェルトは、旅行者向けで、駅の窓口で購入する事が出来ます。
(観光客が窓口で購入出来るのは、2)のみなので、「ナヴィゴ シル ヴ プレ」で分かってもらえます)
カードには有効期限はありませんので、次回のパリ旅行の際にもチャージすれば使用できます。

ナヴィゴ(ナビゴ) navigoの購入

購入場所:メトロの主要駅
※)購入出来ない駅もあります(窓口が一つの小さな駅では出来ませんでした)

必要な物と初期にかかるコスト

  • カード発行料金 5ユーロ
  • 顔写真 25×30mm 1枚

チャージ用のナヴィゴ(ナビゴ) navigoカードの購入方法

  1. 券売機でナビゴのクーポン券を購入(5ユーロ)するか、窓口へ直接購入しにいきます。
  2. クーポン券を購入した場合はそれを持って、窓口へ行き、写真を添えて、以下の様に伝えましょう。
  3. 「Navigo Decouverte ,Sil vous plait ナヴィゴ ディークヴェルト シルブプレ」
  4. カードを受け取り、自分で写真を貼り付けます(両面テープをもらえます)。
  5. 券売機を利用して料金をチャージします。

言葉に自信がないときは、(クーポン券を購入後に)以下の様にメモを書いて窓口へ♪
駅員によっては、チャージまでしてくれる場合もあります。
ナヴィゴカード購入時に

自動券売機を利用してナヴィゴをチャージする方法

手順は以下の通りです。

  1. 言語を選択します(日本語はないので英語を)
  2. 購入したナヴィゴ デクーヴェルトを台の上に置きます。
  3. 1週間(Weekly)か1ヵ月(Monthly)かを選択します。
  4. ゾーンを選択します。
  5. 正しければ「Validate(認める)」をタッチ。
  6. クレジットカードを挿入して支払う。

チャージは、1週間か1ヶ月かの選択が出来ます。 料金は、ZONE(ゾーン)ごとに異なります。
パリの中心から円を描いていて6つのゾーンがあり、 その選んだゾーン内を自由に乗り降り出来ます。

1週間チャージする場合の料金

ZONE 1-2: 17.20ユーロ
ZONE 1-3: 22.70ユーロ
ZONE 1-4: 27.90ユーロ
ZONE 1-5: 33.40ユーロ
ゾーンの詳細範囲は こちらからご確認くだださい
金額の最新は、 こちらから(RATP)ご確認ください。

ゾーンの参考

ディズニーランドはゾーン5
ヴェルサイユ宮殿はゾーン4
シャルルドゴール空港はゾーン5
オーレリ空港はゾーン4
郊外に行く予定がない場合、パリ市内の主な観光スポットだとゾーン1~2券で十分でしょう。
ゾーン2を超える場合は、ギリギリ2の所で降りてチケットを買いなおすのもあり。

パリの交通機関(タクシーの乗り方、メトロの乗り方、etc)