カルネとは、地下鉄(メトロ)、バス、RERで利用出来る共通回数券の事を指します。
カルネは10枚セットの回数券で、1枚ずつチケットを購入するより割安です。
パリの地下鉄は世界中の中で最も簡単に乗り降り出来るわかりやすい地下鉄と言われており、
東京の様に移動区間によって料金が変わったり、会社が変わったりはしませんので、
このカルネ(現在のカルネは白)を券売機より購入出来れば、自由自在にパリを散策する事が出来ます。
(地下鉄の乗り方はこちらへ)
目次
カルネを自動販売機で購入する方法について
自動販売機は2種類あります
メトロチケットの券売機には、カードとコインしか利用できない物、カードとコイン、お札が利用出来る物があります。
購入するチケットを選択します
1.購入するチケットを選択して、グリーンのボタン(Validez ou acceptez ici)を押す(右の券売機)
チケットは、1回券(1.6ユーロ)とカルネと呼ばれる10枚綴りの回数券(11.60ユーロ)があります。
カルネは複数人で分けても利用可能なので、友人や家族と分け合う事も可能です。
地下鉄を8回以上利用するのであれば、カルネがお薦めです。
カルネには有効期限がありませんので、余った場合は次回に利用する事も可能です。
2.カルネを1セット買うか、2セット買うかを選択して、「Validez ou acceptez ici(OK)」ボタンを押します。
3.この条件でOKかどうかの確認画面が出ますので、問題が無ければ「Validez ou acceptez ici(OK)」ボタンを押します。
支払方法を選択します
4.現金またはクレジットカードで支払いをする
カードで支払う場合は、画面右のカード差込口にカードを入れて、暗証番号を押します。
コインで支払う場合はその右隣のコイン投入口よりコインを入れます(※お札は利用出来ません)。
カルネではなく、チケットを1枚購入したい場合も上記操作を応用すれば可能です。
是非チャレンジしてみてくださいね。
使用前のカルネと使用後のカルネ
パリのメトロは、均一料金の為、日本の地下鉄の様に、入る時と出る時に切符が必要ではなく、乗車する時にのみ必要です。
改札機を通った後に、切符は出てきますが、それを利用する事はもうありません。
使用済みの切符は、写真を見て頂くとわかる様に、裏に薄く印字されています。
切符の出し入れや紛失騒ぎなどが発生しないので、日本に帰ってきて、あれは便利だったと改めて思いました。
日本でパリのメトロのカルネはもちろん購入出来ませんが、
時々余った”カルネ”をまとめてオークション に出品されている方をみかけますので、
予め数枚日本から持参して行きたいなという方は時々チェックしてみてくださいね。