スリやひったくりの事例

すりやひったくりの事例まとめ。

パリのすりやひったくりは年々増加傾向にあります。
2013年の4月にルーブル美術館の職員がすり対策への訴えでストライキを起こして、ルーブル美術館を閉館した日がありました。

現金の場合はプロのすり集団にすられたら終わり、何の保障もありませんし警察も助けてはくれません。
現金だけに頼らず、旅行を機会にクレジットカードを持たれる事をおすすめします。
カードもお財布にひとまとめにせず必ず分けて持つようにしてくださいね。
(クレジットカードについて知っておいて欲しい知識はこちらにまとめました。)

オペラどおりでのバイクによるひったくり

オペラどおりを歩いていると、後ろからバイクの二人のりが近づき、バックごと奪っていきました。
カード類は勿論、アパートの鍵も入っていたので、玄関の鍵を交換する等、大変な手間を要しました。

シャルルドゴール空港からの移動中

●シャルルドゴール空港からのタクシーの被害
空港に親族を送っていった帰り、自宅までタクシーに乗ったところ、渋滞などがないにもかかわらず、通常の倍ぐらいの遠回りをされ、しかも運賃を支払う際、つり銭をくれませんでした。恐ろしかったので、そのまま車を降りました。

●シャルルドゴール空港からRER B線で市内へ移動する時に
シャルル・ド・ゴール(CDG)空港で友人を出迎えて、RERのB線に乗った車内での出来事です。私たち2人は電車の真ん中に席をとり、スーツケースを間に挟み迎えあわせに座りました。私は奥の窓側に座りました。友人と話している所、大きな男の人が突然前に現れて(どうやらこの駅で乗り込こんできたようです)、あっというまに、私のバッグをひったくろうとしました。
しかし、バッグは肩から下がっていて簡単に取ることはできません。そのまま、その男はバッグではなく私を引きずりながら、電車から無理やり降ろし、プラットフォームに引きずりながら連れ去りました。友人が慌てて、電車から駆け下り私の体を引きずられないようにしました。そしたら、もう2人の男が現れてさらにバックと私を引きずりました。そのまま、バッグが引きちぎれ彼らは悠々と改札を通り抜け去っていきました。周りの人は見て見ぬふりでした。
運転手によると、その午後(私が事故にあったのは午後17時ごろ)で、もう2件ほど同じような事件が起きたそうです。同じRERのBで、5時間の間で3件です。警察はあまりの数の多さになにもせず、ただ放っておくだけのようです。

メトロでのスリ

●バッグに手を入れられる
メトロのフランクラン=ルーズベルト、ショセダンタン、コンコルド、などスリが多発する場所で、バックに手を入れられる等、何度もあります。
友人にも、未遂も含めて同じような被害にあっている人が多数います。

●注意をひきつけて
昇りエスカレーターの降り口にて中年の体格の良い男が何かをおとした様子でしゃがみこみました。私と妻は、その人を避けて通ろうとしたのですが、前後がブロックされるような形で、しばらくその場から動けなくなりました。しばらくして、その男性が立ち上がりお礼のような言葉を残して立ち去った後、ジャンパーの下に隠し持っていた私のウェストバックが無くなっているのに気が付きました。体格の良い男がしゃがみこんで、私の注意を逸らし、その間に後ろから他の者が盗んでいったのだと思います。

●困っているふりをして
「英語は話せますか?日本人ですか?どこに行くところですか」などと英語で聞いてきて、それから「私はイギリスのプロバスケットプレーヤーです。今から試合のために20分後の電車に乗ってバルセロナに行こうとしています。しかし、チケット販売機がクレジットカードのみで、現金が使えません。いま現金しか持っていないので、あなたのクレジットカードで私のチケットを買ってください。お金はちゃんと払いますので。。。とにかく急いでるんです」と言い、「これが証拠です」とバスケットチームの選手カードとやらを見せ、さらにサイフに入った札束を見せたりして、チケット販売機まで連れて行かれました。
信じた私も悪いのですが、そこでチケットを買おうとVISAカードを出し、機械にいれたのですが、なぜか買えず。。。そのまま「犯人」は「ちょっと誰かに聞いてくる。2分だけ待ってて」と無理やり私のカードを持っていなくなりました。その時点で「騙された!!」と思ったのですが、彼は私にサイフ、携帯、デジカメなどの貴重品を預け、「絶対戻ってくるから!!」と言っていなくなったので、とりあえず5分ほど待ってみました。すると、彼は戻ってきて「あなたのカードは使えなかった」とカードを返してくれました。

偽警官

●財布を見せるように要求
パリでは、何人もの現地の人たちに、「日本人ですか? 犯罪に注意してくださいね!」という助言をいただきました。
今回私と父が巻き込まれたパターンは、偽警官を名乗る2人と、もう一人のオトリ。私の感じるところでは、イタリア系2人と、黒人1人の3人組の男達です。
手口としては、「麻薬の捜査をしている。」といいつつ財布を検査するというものでした。簡単には、財布は出さないのですが、オトリの男が財布を見せていました。(この男は、事件前になれなれしく、話しかけていました) それもあって、うかつにも、父が財布を出してしまいました。
私はあやしいと思い取り返したつもりしたが、4万円が抜き取られていました。

●コカインの取締でクレジットカードの提示を要求
凱旋門とエッフェル塔の間らへんを歩いている時に、ニセ警察官に、コカインの取締とかなにやらで、
はじめに「パスポートを見せてください」と言われ、次に「クレジットカードを見せてください」。
見せた瞬間に奪って走り去られた。

引用元:在フランス日本国大使館

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